【ひょっとして多い?】東大、京大出身のミステリ作家について調査!結果は…

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こんにちは、世界最大のげっ歯類のカピバラです。

先日、個人的に好きなミステリのベスト100の記事をまとめました。おかげさまで、私のブログの記事にしては珍しくアクセスが集まっています。

時間をかけてランキングを選定し、ランキングを付けるだけではなく、1つ1つの作品にコメントもつけました。

ミステリ好きの方には有益な情報だと思います。是非ともお読みいただけると嬉しいです。

カピバラ

自分なりに頑張って書きました!

さて、上記の記事を作る際にミステリの著者とその作品についてリストアップしていたのですが、その時にふと思いました。

カピバラ

東大や京大出身のミステリ作家の割合多くないですか?

あくまで直感的にですが、例えば上のランキングに入っている本の著者でも上記の二校出身者の割合が多い気がします。

とはいえ、直感だけで結論を持っていくわけにはいきません。

そこで、今回は下記のことについて調べてみました。

  • 東大、京大出身者の現役ミステリ作家って誰がいる?
  • 本当に東大や京大出身のミステリ作家って多いの?データある?それってあなたの感想じゃない?
  • なんでミステリ作家にはなんで東大や京大出身の人が多いの?

それではその結果について見ていきましょう。

目次

東大出身のミステリ作家一覧

まずは東大出身(中退含む)のミステリ作家をまとめました。基準として、Wikipediaに記事があり、ジャンルとしてミステリを書いている現役の作家のみを取り上げています。

新川帆立先生 『元彼の遺言状』など

新川帆立先生は『元彼の遺言状』で作家デビューしました。

そして、同作にて『このミステリーがすごい』で大賞受賞、ドラマ化もされるなど華々しいスタートを切っています。

また、その才能は作家にとどまらず、高校時代には囲碁で全国大会に出場経験あり、プロ雀士の資格あり、さらには司法試験もパスしており、弁護士の資格まで持っています。

『元彼の遺言状』の主人公も華々しい経歴を持つ弁護士であり、作中でも高度な法律知識が使われています。この本が書けるのは荒川先生ならではといったところでしょう。

デビューから日が浅いですが、今最も注目すべき作家の一人です。

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伊予原新先生 『お台場アイランドベイビー』など

伊予原先生は、東大の博士課程を卒業されており、小説家になる前には富山大学の理学部に助教として勤務されていたゴリゴリの学者肌の方です。

その仕事の傍で、小説のプロットを思いつき、2009年に『お台場アイランドベイビー』でデビュー。横溝正史ミステリ大賞を受賞しています。

最近でも2021年の『八月の銀の雪』で直木賞候補、山本周五郎賞候補に入っており、ベテランの実力派として名前を残しています。

辻堂ゆめ先生 『いなくなった私へ』など

なんと、『いなくなった私へ』(旧題は『夢の扉は泉の中に』)を東大法学部在学中に執筆。同作にて『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞しております。

さらに、在学中にはほんの一握りしかもらえない東京大学総長賞も受賞しています。

卒業後は一度会社に就職しつつ小説も年に1冊以上執筆するという常人離れした生活をしていましたが、現在は作家一本に絞っているようですね。

私はまだ読んだことのない作家ですが、今後要注目ですね。

市川憂人先生 『ジェリーフィッシュは凍らない』など

市川先生は東大出身ということ以外経歴があまり明らかにされていません。

しかし、私はずっと前から市川先生のファンで、デビュー作の『ジェリーフィッシュは凍らない』から始まるマリア&漣シリーズを追いかけ続けています。

とにかくこのシリーズが面白く、微妙にSFチックな世界観とマリアと漣のコミカルなコンビの取り合わせが好きですね。2023年発売の最新作である『ヴァンプドッグは還らない』も読了済です。

当然世間からの評価も高く、新作が発売されるたびにSNSでミステリ好きの方は歓喜の声をあげています。

未須本有生先生 『推定脅威』など

未須本先生は、東大工学部出身の理系の方で、卒業後は航空機の設計に関わっていました。

そんな中不幸にも大病をわずらってしまいます。その際に多くの本を読んだことがきっかけで、自分も小説を書いてみたいと思い、『推定脅威』を書き上げ、松本清張賞を受賞しデビューされました。

その後も精力的にミステリを書かれています。内容としては航空機の設計に携わっている影響か、飛行機を題材にしたものが非常に多いです。仕事への愛が感じられますね。

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小森健太朗先生 『大相撲殺人事件』など

大学助教授や、評論家や翻訳家などさまざまなマルチタスクをこなしている方です。

ミステリ作家としてもベテランで、1982年に当時史上最年少の16歳で江戸川乱歩賞の最終候補作品まで選ばれています。すごい話題になったとか。

ただ、このような経歴からすごく真面目なミステリを書くのかと思いきや、『大相撲殺人事件』などは凄まじいバカミスとして有名で、伝説的奇書とまで呼ばれています。

再販されるまではAmazonで数万円のプレミアがついていたとかなんとか。

気になる方は検索していただければ、到底ミステリとは思えないあらすじを見ることができますよ。

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結城真一郎先生 『#真相をお話しします』など

またまた東大法学部出身の若きミステリ作家です。

すでにご紹介したミステリ作家の辻堂ゆめ先生とは学部も同じ同級生で、辻堂先生が在学中に作家デビューをしたことに触発されて自身も『名もなき星の哀歌』を応募し、『新潮ミステリー大賞』を受賞してデビューされたそうです。

結城先生は特に2023年に発売された『#真相をお話しします』が有名でしょう。

短編集ながら起承転結がはっきりした本格ミステリです。多くの書店で平積みで売られ、漫画化もされているほどの人気作です。

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小川哲先生 『君のクイズ』など

小川先生はミステリというよりはSFの分野で多くの本を出版されています。その受賞歴も華々しく、

  • ハヤカワSFコンテスト大賞
  • 日本SF大賞
  • 銀河賞銀賞
  • 星雲賞日本短編部門

などなどを受賞されています。しかし、間違いなくミステリ作家としての一面も持っており、最近では『君のクイズ』で日本推理作家協会賞を受賞されています。

他にも『日本SF大賞』の最終候補に残りつつ、このミステリーがすごいの9位に選ばれた『地図と拳』などSFとミステリが融合した作品なども書かれています。まるでアシモフみたいですね。

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阿津川辰海先生 『蒼海館の殺人』など

東大のミス研出身の若い本格ミステリ作家です。

正直、先生の作品で私が最初に読んだ『紅蓮館の殺人』はそこまで個人的に合わなかったのですが、その続編である『蒼海館の殺人』がとにかく面白く、個人的に注目している作家です。

このミステリーがすごいにも毎年のように名前を連ねています。

今年は『蒼海館の殺人』の続編の『黄土館の殺人』も発表される予定です。楽しみ!

喜多喜久先生 『化学探偵Mr.キュリーシリーズ』など

喜田喜久先生は『化学探偵Mr.キュリーシリーズ』で特に有名です。

化学科の准教授が主に化学に関する事件を解決に導くという内容で、累計発行部数は70万部近くの人気シリーズです。

そんな本を執筆する喜多喜久先生自身は、東大の薬学部修士課程を卒業しております。そして大手製薬会社の研究員として勤務するかたわらで、7年間ほど作家と二足の草鞋を履いていました。

こういった経験が、作品に面白さを持たせているのでしょう。

井上真偽先生 『アリアドネの声』など

東京大学工学部を卒業後、経歴の詳細は不明ですが『恋と禁忌の述語論理』でメフィスト賞を受賞しデビュー。ミステリのランキングに名前を連ねる常連です。

特に、2023年のアリアドネの声は大きな話題になりましたね。X(旧Twitter)の読書アカウントでも多くの方が好評をあげていて、実際にその年のおすすめミステリとして多くのランキングに連ねました。

私は買うだけ買ったのですが、まだ読めてないのです。うーん勿体無い。

古野まほろ先生 『天帝のはしたなき果実』など

古野まほろ先生は、東大法学部卒業後にフランスに留学して修士を修め、その後国家公務員一種試験に合格されて警察官僚になったというミステリ作家としても異色のキャリアを持っています。

国家公務員一種試験は、創作などではエリート警察官の肩書きによく登場します。例えば、『金田一少年の事件簿』の明智警視や『相棒』の杉下警部などですね。

しかし、実際に合格する人は1年で10人ちょっとであり、極めて合格難易度は高いです。

そんな古野先生はデビューから10年で25作を刊行するなど多作な方です。代表作としてメフィスト賞も受賞している『天帝シリーズ』などがあります。

氷川透先生 『真っ暗な夜明け』など

東京大学文学部を卒業後、『真っ暗な夜明け』でメフィスト賞を受賞しデビューされました。

しかし、最近はあまり作家活動をされていないようで、その経歴についても謎に包まれているいわゆる覆面作家です。

京大出身のミステリ作家一覧

続いて、京大出身(中退含む)のミステリ作家をまとめました。基準として、Wikipediaに記事があり、ジャンルとしてミステリを書いている現役の作家のみを取り上げています。

綾辻行人先生 『十角館の殺人』など

説明不要のミステリ会の超大御所です。

日本でミステリ好きに最も読むべき日本のミステリは何かと尋ねたら、多くの人が先生の代表作である『十角館の殺人』と答えるのではないでしょうか。

そんな綾辻先生も京都大学大学院出身の超エリートであり、なんと『十角館の殺人』は大学院の在学中に発表されています。

また、京大推理小説研究会出身です。後述いたしますが、京大出身のミステリ作家はこの研究会に所属されていた方がとても多いです。

円居挽先生 『ルヴォワールシリーズ』など

円居先生も京大推理小説研究会出身のミステリ作家の1人です。

『ルヴォワールシリーズ』などミステリのシリーズものを多く書いている他、人気ゲームであるFata/Grand Orderの一部シナリオも担当されています。

我孫子武丸先生 『殺戮にいたる病』など

我孫子武丸先生は傑作『殺戮にいたる病』の作者として、ミステリ界に名を残しています。

1ページ目から犯人の名前を明かすという斬新な構成ながら、最後の最後にとんでもない爆弾が仕掛けられています。

他にも、スーパーファミコンの名作ADVであるかまいたちの夜のシナリオを書いたことでも有名ですね。

かまいたちの夜は、記憶をなくしてもう一度プレイしたいゲームの1つです。やったことない人は、ぜひとも挑戦してみてください。ミステリ好きなら絶対ハマるはず。

言い忘れていましたが、この方も京大推理小説研究会出身です。

岡崎琢磨先生 『珈琲店タレーランシリーズ』など

岡崎先生は京都大学の法学部出身ですが、小説家になることを在学中に志して小説を書き続け、就職活動などは一切しなかったそうです。

そして、大学卒業後すぐに珈琲店の美人店主が日常の謎を鮮やかに解き明かす『珈琲店タレーランシリーズ』の第一作を発表。わずか数ヶ月で40万部売れたそうです。凄すぎる。

私もシリーズを読んでいますが、毎作品で安定したクオリティですね。アニメ化にも向いている話ではないかと個人的に思っています。漫画化もされてますしありではないでしょうか。

森川智喜先生 『名探偵三途川理シリーズ』など

森川先生もまたまた京大推理小説研究会出身です。

京都大学理学部物理学科を卒業し、その後『キャットフード 名探偵三途川理と注文の多い館の殺人』が刊行されます。

この本はシリーズ化され、シリーズ第二作の『スノーホワイト 名探偵三途川理と少女の鏡は千の目を持つ』はライトノベルレーベルからの出版ながら本格ミステリ大賞を受賞しております。

清涼院流水先生 『JDCシリーズ』など

極めて特徴的なペンネームを持つ清涼院先生もまた、京大推理小説研究会出身です。

京大推理小説研究会で、すでにのちに出版されることになるJDCシリーズの短編を発表しておりました。また、在学中に『1200年密室伝説』を発表、メフィスト賞を受賞されています。

おそらくメフィスト賞を受賞される方は異端と呼ばれるきっかけとなった方でもあり、出版される本は高い人気を誇りつつも毎回議論が起きています。京大推理小説研究会でも異端扱いだった説もあるほどです。

そして、京都大学は2001年に中退されています。なんとなく京都大学って中退する人が多い気がしますね。

他にもTOEIC学習サークルを創設され、自身もTOEIC満点記録を持っているそうです。

貴志祐介先生 『悪の教典』など

ミステリに関わらず、日本が誇るべき作家です。

貴志先生は面白い作品多すぎて代表作がなかなか決められません。

私が一番好きなのは『青の炎』かなあ。『インシテミル』や『悪の教典』も映画化されている超有名作ですし、ミステリではないですが『新世界より』のような長編のSFの傑作もありますし。

貴志先生は幼い頃から読書は好きで小説家になることも考えていたそうですが、大学卒業後は8年ほど朝日生命保険に勤めていたそうです。

勤め始めた直後は小説を書くことを断念していたそうですが、その後再び熱意が湧き始め、最終的には退職して専業作家になりました。

そして、日本でもトップクラスの作家が誕生いたしました。万歳。

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摩耶雄嵩先生 『貴族探偵シリーズ』など

摩耶先生もまた京大推理小説研究会出身であり、現在は本格ミステリ作家クラブの会長です。

『隻眼の少女』で日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞をダブル受賞されていたり。『貴族探偵シリーズ』は月9でドラマ化されているなど高い評価を得ている作家です。

作風はマニアックな本が多く、そこも京大出身者らしいと言えばらしいのかもしれません。

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法月倫太郎先生 『ノックス・マシン』など

新本格派ミステリー作家を代表的する一人であり、例によって京大推理小説研究会出身です。

我孫子武丸先生や綾辻行人先生とは同期だそうです。黄金世代がすぎる。

『日本推理作家協会賞』や『本格ミステリ大賞』を受賞しており、その他賞の候補作になった作品は数知れず。さらにはかつて本格ミステリ作家クラブの会長も務めておりました。

エラリー・クイーンに代表されるの論理的なミステリや密室をこよなく愛されている方で、小説の執筆だけでなく評論なども書かれております。

大山誠一郎先生 『アリバイ崩し承ります』など

京大推理小説研究会出身(またか)の2000年から活動されているこれまたベテランの作家です。

『本格ミステリ大賞』や『日本推理作家協会賞』も受賞されており、代表作である『アリバイ崩し承ります』はテレビ朝日において浜辺美波主演でドラマ化もしています。

発表されている作品の数は多くないものの、その著書は高い評価を得ていると言えるでしょう。

早坂吝先生 『しおかぜ市一家殺害事件あるいは迷宮牢の殺人』など

早坂先生は文学部出身で、2014年に『○○○○○○○○殺人事件』でメフィスト賞を受賞し、作家デビューを果たします。

『○○○○○○○○殺人事件』はタイトルを当てる小説として話題を呼び、今でもミステリ好きの間では名作として語り継がれています。(実は私は未読です…)

他にも多くの著書を書いております。最近では2023年にも『しおかぜ市一家殺害事件あるいは迷宮牢の殺人』を発表し、有栖川有栖先生から称賛のコメントを送られています。

本当に東大、京大出身のミステリ作家は多い?

ここまで、東大、京大出身の現役ミステリ作家についてまとめました。

さて、上記の東大、京大出身のの現役ミステリ作家の人数を数えてみましょう。

結果、東大および京大出身の現役ミステリ作家は24人という結果になりました。

はたしてこれは現役ミステリ作家の人数として、本当に多いといえるでしょうか?

それをたしかめるため、ちょっとした計算をしてみました。

まず、調べてみたところ日本国民のうち、東大や京大出身者の占める割合は約0.4%となります。

続いて、ミステリ作家における東大あるいは京大出身者の割合を求めましょう。

Wikipediaに登録されている日本人の作家(小説家以外の文筆家、死没されている方を含む)の人数は約1800人でした。このうち、現役のミステリ作家の人数を300人と仮定しましょう。

そして、今回判明した東大あるいは京大出身のミステリ作家は24人です。よって、現役ミステリ作家のうち、東大や京大出身の方の占める割合は約8%となります。

すなわち、日本人口が占める東大および京大出身者の占める割合よりも、ミステリ作家の東大および京大出身者の占める割合は約20倍高いということになります。

やや不正確ですが、言い換えると次のように結論づけられます。

東大あるいは京大出身者は、平均的な日本人よりもおよそ20倍ミステリ作家になる可能性が高い。

この20倍という数字は、計算方法によって微妙に違ってくるとは思います。しかし、東大、京大出身の方は他の人よりミステリ作家になりやすいという結論を疑う余地はないでしょう。

東大および京大出身のミステリ作家が多いのはなぜか?仮説を立ててみた

最後に、東大および京大出身のミステリ作家が多い理由について仮説を立ててみようと思います。

東大および京大というブランドは就職には役に立ちますが、実力主義である作家にはあまり関わりません。そのため、考えるべき要素としては下記となります。

ミステリ作家数=ミステリ作家を希望する人数(要素①)×ミステリ作家になれる能力を持つ人の割合(要素②)

この式をもとに、仮説を立ててみましょう。

仮説1 東大、京大にはミステリ好きの人が多い?

要素①であるミステリ作家を希望する人は、おそらくミステリが好きな人でしょう。

お金を稼ぐためにリスクをとって起業をする人は多いですが、お金を稼ぐためにリスクをとってミステリ作家を目指す人はあまり聞きません。

そして、東大や京大に入学される方は、知的好奇心が幼い頃から強く、さまざまな不思議なものに興味を持つと言われています。

そのため、東大や京大にはミステリ好きの人が多く、自然とミステリ作家になりたいと考えるのではないでしょうか。

仮説2 論理的思考力、文章作成力、創造力が高い人が多いから?

要素②に関して、ミステリ作家になるために必要な能力は、面白いミステリを書く能力です。

言い換えると、論理的思考力、文章作成能力、創造力が必要です。

東大生や京大生が論理的思考力や文章作成能力が高いことは言うまでもありません。

また、創造力に関しても、ミステリに必要な最先端の知識を得る機会が多く、自分の強みを活かした作品を書きやすいと想像が付きます。

例えば、小説に弁護士の経験を活かしている新川先生や、飛行機の設計者の経験を活かしている未須本先生などはその代表といえます。

よって、東大生や京大生はミステリ作家に必要な能力が身についている人が多いと言えます。

仮説3 伝統あるミステリ研究会があるから?

東大にも京大にも、伝統あるミステリ研究会があり、先ほど挙げたミステリ作家でも多くの人が所属しています。

特に京大の推理小説研究会出身の方は多く、現役の京大のミステリ作家の約半分は推理小説研究会に所属していました。

この環境は、ミステリ作家になる上で大きな強みとなるのではないでしょうか。

例えば、ミステリ好きの人はおそらく大学のミス研に入り、すでに商業作家としてデビューした先輩と交流を持つことでしょう。

すると、先輩のお話を聞きつつ自分もなってみたいと思う人が出てくるのは自然ではないでしょうか。そうなると、要素①を満たす人が自然と増えてきます。

また、ミス研では自分の書いた小説を機関誌に投稿し、議論をするという文化がございます。

これはまさしくプロの作家が行なっている編集者とのやりとりに近いです。

このような環境に身を置いていると自然とミステリ作家としての能力が上がり、要素②を満たす人が増えてくるのではないでしょうか。

まとめ

上記の3つの仮説は、それぞれ嗜好、能力、環境に由来するものです。

以上の仮説を検証することはできませんが、思いっきりはずれていることはないと思います。

そのため、思い切って言い切ると

ミステリ作家における東大および京大出身者の割合の高さは、その嗜好と能力と環境がミステリ作家と親和性が高いことに起因すると推察される。

まとめ

いかがでしたでしょうか。結論は以下となりました。

  • 今回判明した東大および京大出身のミステリ作家は24人
  • 東大および京大出身者はその他の人のおよそ20倍ほどミステリ作家になる可能性が高い
  • ミステリ作家における東大および京大出身者の割合の高さは、その嗜好と能力と環境がミステリ作家と親和性が高いことに起因すると推察される。

色々とごちゃごちゃ書きましたが、要は東大や京大に入る人と、ミステリ作家という職業の相性が良いということですね。

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!

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